体験記

実際どうだった?アクアマリンいなわしろカワセミ水族館に行ってみたリアルな体験レポート

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旅行中、突然の雨に予定を変更せざるを得ないことってありますよね。
福島県猪苗代町でのサイクリングを楽しみにしていたのに、あいにくの雨…。

急きょ「アクアマリンいなわしろカワセミ水族館」へ行ってみることにしました。
でも実際のところ、「カワセミ水族館ってどうなの?」
「わざわざ行く価値ある?」
「子どもは楽しめる?」
そんな不安を抱えていたのも事実です。

この記事では、私自身が実際に雨の日に訪れた経験をもとに、「アクアマリンいなわしろカワセミ水族館」のリアルな魅力と、ちょっぴり残念だったポイントも包み隠さずお伝えします。
同じように雨の日の観光で迷っている方の参考になれば嬉しいです。

「アクアマリンいなわしろカワセミ水族館」ってどんなところ?

水族館というより「猪苗代の自然ミュージアム」

まず驚いたのは、「水族館」と聞いて想像するクラゲの幻想的な展示や大きな水槽で泳ぐサメたち…
そんな“王道の水族館”とはちょっと違うという点です。

ここはどちらかというと、猪苗代に生息する川魚、鳥、昆虫などを中心に展示した地域密着型ネイチャーミュージアムといった印象を受けました。

もちろん水槽はありますが、展示の主役は鳥や魚、そして山や川に棲む身近な生き物たち。
水族館というより、自然観察の延長のような感覚で楽しめるスポットです。

都会の水族館に慣れている方には、ある意味新鮮な体験かもしれません。

雨の日は要注意?意外と混雑しているワケ

「雨の日は空いてるかな〜」と思っていたのですが、実際は予想以上の混雑ぶり。
なぜなら、同じように予定変更を余儀なくされた旅行者が大勢ここに流れてきていたからです。

駐車場は広くて停めやすいのですが、館内は比較的コンパクトな作りのため、人が多いとやや圧迫感があります。

特に手作りコーナーや体験コーナーは大人気で混雑していました。
2階にあるキッズスペースは気づかれていないのか人が少なくのびのびと子供たちが遊んでいました。

リーズナブルな入館料で気軽に立ち寄れるのが魅力

入館料は大人700円、小中学生300円(2025年現在)と、とてもリーズナブル。

時間にして1〜2時間あれば十分見て回れる規模なので、「ちょっと時間を潰したい」「雨で外に出られないけどどこかに行きたい」という時にぴったりなんです。

この手軽さが、雨の日の“救世主”として選ばれている理由のひとつだと感じました。

子どもに嬉しい!遊びと学びが融合した展示コーナー

キッズコーナーが充実!遊びながら自然にふれる工夫がいっぱい

館内で特に印象的だったのが、子ども向けのキッズコーナーや手作りコーナーの充実度です。
木のぬりえや、金魚のオブジェ、実際に触れる展示など、体を動かしながら学べる仕組みがたくさんありました。

我が家の子どもも夢中になって長時間遊んでいました。

珍しい昆虫展示が面白い!大人も思わず見入る内容

水族館なのに昆虫?と思う方もいるかもしれませんが、ここでは普段なかなか見ることのできない昆虫の標本や、生体展示も豊富なんです。

特に「冬虫夏草(とうちゅうかそう)」と呼ばれる、虫に寄生するキノコの展示はインパクト抜群。
ちょっと不気味だけど、どこか幻想的で美しい世界が広がっていました。

こうした展示は、子どもだけでなく大人にも人気で、「へぇ~」と声を上げながら見入っている人も多かったです。知的好奇心をくすぐられる内容で、「来てよかったな」と思える瞬間が何度もありました。

ねずみ好きにはたまらない!いろんな種類のねずみ展示

また、子どもたちが喜んでいたのが、ネズミたちの展示エリア。
クマネズミをはじめ、身近な場所にいそうな種類まで、さまざまなネズミたちが展示されており、眺めているだけで心が和む癒しの空間でした。

ガラス越しにねずみの様子が観察できたり、小さな命の営みにふれることができます。
普段あまり注目されない存在ですが、ここでは主役級の扱いを受けていて、それがまた嬉しかったです。

ちょっと残念だったポイントも

目玉の「カワセミ」が見られなかったのは残念…

「カワセミ水族館」と名がついているだけに、一番楽しみにしていたのは美しい鳥・カワセミの展示。
しかし、私たちが訪れた日はあいにくカワセミの姿を見ることができませんでした。
掲示によると「休憩中」とのこと。
これはとても残念でした。

しかし、実際のカワセミは見られなかったものの、館内にいろいろな種類のカワセミの写真が飾られていて、その美しい姿や愛らしさに癒されました。

準備中の展示が多く、少し物足りなさも

実はカワセミ以外にも、「準備中」

となっている水槽がいくつかありました。
そのぶん、展示スペースがスカスカに見えてしまい、「あれ?思ったより見どころ少ないかも」と感じる瞬間もありました。

とはいえ、これは時期的な問題もあるかもしれませんし、季節によって展示内容が変わるのもこの施設の特徴だと思います。
少しでも見応えのある状態で楽しみたい方は、事前に情報をチェックしておくのがおすすめです。

混雑時はやや窮屈に感じるレイアウト

建物自体がそこまで広くはないため、雨の日など人が集中するタイミングではどうしても窮屈さを感じてしまいます。
特にベビーカーを利用しているご家族や、小さなお子さん連れの場合、移動が大変に感じるかもしれません。

訪れる時間帯をずらす(午前中や閉館前を狙う)など、混雑を避ける工夫をすると快適に見学できるでしょう。

アクセスや基本情報もしっかりチェック!

アクセス方法と駐車場の便利さ

アクアマリンいなわしろカワセミ水族館は、猪苗代磐梯高原ICから車で約15分。
私たちは車で行きましたが、駐車場は広く、混雑時でも停められる余裕がありました。
しかも駐車料金は無料なのがありがたいポイント。

また、JR猪苗代駅からはタクシーやバスを使う必要がありますが、駅から近くの観光地としては比較的アクセスしやすい印象です。
ただし、バスの本数は限られているため、電車移動の方は時間に余裕を持って行動するのが安心です。

周辺観光と組み合わせるのがおすすめ!

水族館単体では2時間ほどで見終わってしまうので、猪苗代エリアの他の観光スポットと組み合わせるのが良いと思います。
たとえば、「野口英世記念館」や「世界のガラス館」などは車で数分の距離にあり、雨の日でも楽しめる屋内施設です。

また、少し天気が回復すれば「猪苗代湖」や「天鏡台」などの絶景スポットにも立ち寄れるので、フレキシブルな観光プランにピッタリな立地だと感じました。

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こんな人におすすめ!いなわしろカワセミ水族館の楽しみ方

雨の日の“ちょっとした寄り道”に最適

正直に言えば、「わざわざ遠くから目指して行く」というよりは、「雨で予定がつぶれたから時間つぶしに立ち寄る」といった使い方がベストだと感じました。
でも、そんな軽い気持ちで入ったからこそ、意外性のある展示や、子どもが楽しめる工夫に感動できたのだと思います。

予定が崩れてがっかりしていた気持ちが、少し癒されるような場所でした。

小さな子ども連れの家族には特におすすめ

子どもが安心して過ごせるキッズコーナーや、興味を引く生き物の展示が充実しているため、小さなお子さんがいる家族には特におすすめです。
小規模な施設だからこそ、迷子の心配も少なく、親としても安心感があります。

キッズコーナーや手作りコーナーなど、動きたがる年齢の子どもにぴったりのアクティビティがあるのも嬉しいポイントですね。

自然好きな大人も思わず夢中になる展示がある

川や山に住む生き物、昆虫やネズミ、冬虫夏草といった珍しい存在に興味がある方には、むしろ大人が一人で訪れても楽しめる施設だと思います。
小さな命の営みに目を向けることで、日常では得られない発見や気づきがあるでしょう。

大きな派手さはないけれど、じっくり観察することが好きな人には深く刺さる展示が揃っています。

【まとめ】「期待しすぎず、軽い気持ちで」がちょうどいい

アクアマリンいなわしろカワセミ水族館は、派手さはないけれど、猪苗代という自然豊かな土地ならではの魅力をギュッと詰め込んだ、小さな“自然の博物館”のような場所でした。

雨で予定が崩れてしまったときの気分転換に、子どもとのふれあいの場に、ぜひ活用してみてください。

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