体験記

農業体験×社会貢献!小学生向けボランティアをドラゴンファームで体験してみた

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「小学生でもできるボランティアって、実際どこで探せばいいの?」

「親子で一緒に参加できて、安心して体験できるボランティアはないかな?」

そんなふうに思ったことはありませんか?

近年、学校や家庭でも「社会貢献」や「体験学習」の重要性が注目される中、小学生のうちからボランティアを経験させたいと考える親御さんも増えています。

しかし、実際に探してみると年齢制限があったり、内容が難しそうだったりして、なかなか一歩を踏み出せないのが現実です。

三毛猫ママ

ドラゴンファームでは、農業従事者の高齢化による人手不足を背景に、ボランティアを募集しています。

募集要項は基本的に高校生以上ですが、親子で参加する場合は小学生でも一緒にボランティアが可能とのこと。

実際に体験してみると、楽しい・学べる・人の役に立てるがすべて詰まった、親子にとって本当に貴重な時間になりました。

小学生でも参加できるボランティア「ドラゴンファーム」とは

千葉市若葉区にあるいちご農園ドラゴンファーム

ドラゴンファームは、千葉市若葉区にあるいちご農園です。

冬から春にかけては甘くて美味しいいちご狩り、夏にはブルーベリー狩りも楽しめる、地元でも人気の観光農園です。

いちご狩りシーズンには多くの家族連れや観光客で賑わい、広々とした敷地と開放的な雰囲気が魅力。

ナビでも分かりやすく表示され、駐車場もとても広いので、初めて訪れる方でも安心です。

「ボランティア=堅苦しい場所」というイメージがありましたが、ドラゴンファームは明るく温かい雰囲気の農園で、最初に訪れたときからホッとできる空気感がありました。

農業従事者の高齢化と人手不足という現実

美味しいいちごを育てているドラゴンファームですが、他の多くの農園と同じように、従業員の高齢化による人手不足という課題を抱えています。

農業は季節ごとにやるべき作業が多く、特に収穫期や管理作業の時期は人手が欠かせません。

しかし、少人数のスタッフだけではすべてをこなすのが難しく、そこでボランティアの力が必要とされています。

こうした背景を知ることで、子どもにとっても

「誰かの役に立つってどういうこと?」

「自分にもできることがあるんだ」

と考えるきっかけになります。

親子参加OKだから小学生の初ボランティアに最適

ドラゴンファームのボランティア募集は原則高校生以上ですが、親子で一緒に参加する場合は小学生でもOKという柔軟な対応をしてくれます。

これは、

  • 親がそばにいる安心感
  • 危険な作業を任せない配慮
  • 子どもの「やってみたい」という気持ちを大切にしたい
    という、オーナーさんの想いがあるからこそ。

初めてのボランティアは、親にとっても子どもにとっても不安がつきものです。

でも、親子で同じ作業をしながら体験できることで、小学生でも無理なく、安心して社会貢献に参加できます。

実際に体験!ドラゴンファームのボランティア当日の流れ

集合から準備まで|安心して始められる環境

当日は朝9時に集合し、まずはオーナーさんから簡単な説明があります。

初めて会ったのに、どこか懐かしく感じるような親しみやすさで、緊張していた気持ちもすぐに和らぎました。

敷地内にはロッカーも完備されており、貴重品をしっかり保管できるのも安心ポイントです。

「農園のボランティアって、準備が大変そう…」と思っていましたが、必要な道具はすべて用意してもらえました。

まずはお芋洗い|小学生でもすぐにできる作業

最初のお仕事はお芋洗いです。

大量のお芋を水で洗っていく作業ですが、オーナーさんが丁寧にやり方を教えてくれます。

冬場の水仕事なので「寒いかな?」と心配していましたが、

  • 分厚いゴム手袋
  • 座って作業できる椅子
    が用意されていて、想像以上に快適でした。

作業内容はとてもシンプルなので、小学生でもすぐに理解して取り組めます

親子でおしゃべりしながら、

「このお芋、変な形だね」
「どうやったら早くきれいに洗えるかな?」

と、ゲーム感覚で楽しく進めることができました。

気づけば1時間半があっという間。

すべてのお芋を洗い終えたときの達成感は、子どもにとっても大きな自信になったようです。

心も体も温まる休憩時間と人とのつながり

ちょうど区切りの良いところで休憩時間になり、スタッフさんや他のボランティアの方々と一緒にお茶をいただきました。

温かい飲み物に加えて、

  • ホカホカの焼き芋
  • りんご
  • スタッフさんからのおみやげの干し柿

まで用意してくださり、冷えた体と心が一気に温まります。

焼き芋は蜜がたっぷりで、まるでスイーツのような甘さ。

スタッフさんやボランティアさん同士が和気あいあいと会話する空気がとても居心地よく、「また来たい」と自然に思える時間でした。

いちご農園だからこそ学べる農業体験と社会貢献

いちごハウスでのお仕事|春のような空間に感動

休憩後はいよいよ、ドラゴンファームのいちごハウスでのお仕事です。

ハウスの中に入った瞬間、外の寒さとは別世界のような春のような暖かさと、ふわっと広がるいちごの甘い香りに包まれました。

ここでのお仕事は、いちごのいらない葉っぱを取る作業です。

一つひとつの株を見ながら、不要な葉を取り除くことで、いちごが元気に育ちやすくなります。

この作業も、オーナーさんがとても丁寧に、分かりやすく教えてくれました。

難しいことはなく、小学生でもすぐに理解できる内容ですが、ハウスいっぱいに広がるいちごを見ると、その量に圧倒されます。

「これはスタッフさんだけでは本当に大変だな」

そう感じるほど、地道で終わりのない作業でした。

人手不足を実感|ボランティアの力が必要な理由

いちごの手入れをしながら、改めて感じたのが人手不足の深刻さです。

農園では毎日たくさんの作業があり、どれも欠かすことができません。

一見簡単そうに見える作業でも、量が多く、時間もかかります。

だからこそ、ボランティアとして少しでも人手が増えることが、農園にとって大きな助けになるのだと実感しました。

子どもも「こんなにたくさんあるなら、みんなでやったほうが早いね」
「また来てお手伝いしたいね」

と話していて、自分の行動が誰かの役に立つという感覚を自然に持てたようです。

ミツバチから学ぶ自然と命のつながり

いちごハウスの中では、ミツバチも大切な働き手です。

最初は子どもも「怖い…」と少し身構えていましたが、実際に見てみると、ミツバチたちは黙々と仕事をしていました。

オーナーさんから
「ミツバチが受粉してくれるから、甘いいちごができるんだよ」

と教えてもらい、ただ食べているだけでは分からなかった自然の仕組みを学ぶことができました。

本や映像ではなく、実際の現場で見る体験は、小学生にとってとても貴重です。

怖さよりも「すごいね」「頑張ってるね」という気持ちが生まれ、食べ物への見方も変わったように感じました。

まとめ:小学生の初めてのボランティアにドラゴンファームをおすすめしたい理由

お昼になり、私たちは3時間のボランティアを終えました。

作業自体はシンプルでしたが、3時間働くということの大変さを親子でしっかり体感することができました。

終了後には、ボランティア証明書をいただき、さらに

  • 焼き芋
  • 作りたてのいちごジャム

という嬉しいお土産までいただきました。

家に帰ってからいちごジャムを食べてみると、驚くほど美味しく、

「自分たちが関わったいちごが、こんな形になるんだね」
と、子どもも感動していました。

ドラゴンファームでのボランティア体験を通して感じたのは、

  • 小学生でもできることはたくさんある
  • 人の役に立つ喜びは、年齢に関係ない
  • 農業や食べ物は、多くの人の手によって支えられている

ということです。

スタッフの皆さんから「ありがとう」と感謝の言葉をかけてもらい、
いちご狩りに来るお客さんのためにもなっていると知ったことで、
社会とつながる実感を得ることができました。

「小学生でできるボランティアを探している」
「親子で一緒に社会貢献を体験してみたい」

そんな方には、千葉市若葉区のドラゴンファームのボランティア体験を心からおすすめします。

楽しく、学びがあり、また参加したくなる――

そんな素敵な初ボランティア体験になるはずです。

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