- 笠森観音の黒い招き猫が気になっているけれど、どんなご利益があるの?
- 座布団にも種類があって、色で意味が違うって本当?
- 飾り方にルールってあるのかな?
そんな疑問を持って、このページにたどり着いた方も多いのではないでしょうか。
私自身もその一人でした。
千葉県茂原市にある笠森観音には、ひっそりと話題になっている“黒い招き猫”が売られており、しかもその猫を乗せるための「座布団」には色とりどりの種類が。
実際に訪れて、話し好きな店主に教えてもらいながら黒い招き猫を購入した経験をもとに、今回はご利益別の選び方、飾り方をご紹介します。
笠森観音ってどんな場所?観音堂と自然が心を癒すパワースポット
清水の舞台のような観音堂と自然豊かな境内が魅力

笠森観音は千葉県長生郡長南町に位置する、歴史ある観音霊場。
坂東三十三観音霊場の第31番札所で、自然の中にひっそりと佇む姿は、まさに「隠れた名所」と言える存在です。
特に印象的なのが、断崖にせり出すように建てられた舞台造りの本堂。
これは京都の清水寺と同じ構造で、眼下に広がる緑の景色と相まって、訪れる人の心を洗ってくれるような感覚になります。

四季折々の自然も魅力で、新緑・紅葉・雪景色と、季節を変えて訪れるたびに違う表情を見せてくれるのが笠森観音の魅力。
観音様にお参りしながら、ゆっくりと自分の時間を取り戻せる、そんな癒しの空間です。


参道にある“招き猫の売店”がひっそり人気スポットに

笠森観音を訪れる多くの人が見逃しがちなのが、参道途中にある小さな売店。
ここでしか手に入らない「黒い招き猫」を求めて、最近では口コミで訪れる人も増えています。
招き猫以外にも、縁起物の手作り雑貨や小物が所狭しと並んでおり、ついつい手に取ってしまうものばかり。
ここでの出会いは、単なる“買い物”を超えた「縁」そのものかもしれません。
気さくな店主が教えてくれる招き猫の豆知識が面白い

売店でひときわ印象的だったのが、招き猫を販売している店主さんの温かい人柄。
私が「どの座布団が合うんですか?」と何気なく尋ねたところ、そこから話がどんどん広がって、座布団の色の意味、飾る方角、願い事に合う組み合わせなど、まるで“招き猫の授業”のような時間になりました。
「金運なら黄色、健康運は緑、良縁はピンク」など、座布団の色ごとに意味があり、それを黒い招き猫に組み合わせることで、自分だけの“開運セット”を作ることができるとのこと。
黒い招き猫と座布団の関係とは?色によってご利益が変わる秘密
黒い招き猫は「厄除け」や「悪縁切り」の守り神

黒い招き猫は、通常の白や金の招き猫とは違い「災いを遠ざける力」があると言われています。
特に、悪い縁を断ち切りたい人や、最近ちょっとついていない…と感じている人にはぴったり。
黒という色自体が、魔除けや厄除けの意味を持つため、お守り的な存在として玄関や職場に飾る人も多いそうです。
また、右手を挙げているものは「金運」、左手を挙げているものは「人脈・良縁」に効果があるとされていて、実際に選ぶときにはその違いにも注目してみてください。
座布団の色は願いによって変える!主な色と意味

笠森観音で販売されている座布団は、赤・黄色・緑・青・ピンク・白など豊富なバリエーションがあり、それぞれが特定のご利益を表しています。たとえば:
- 黄色:金運・仕事運
- 緑:健康運・長寿
- 赤:浄化・子授け
- ピンク:良縁
- 青:学業成就・交通安全
- 白:浄化・招福
このように色を意識して選ぶことで、願い事にピッタリの“招き猫セット”が完成します。
飾るだけでなく、見るたびに願いを思い出せるのも座布団の良さですね。
座布団と猫の組み合わせは自由!自分だけの願掛けスタイルを

「この猫にはこの色!」といった決まりは特にないため、自分の感覚で自由に選べるのが嬉しいポイントです。
玄関やリビング、デスクまわりなどに飾ることで、日常にちょっとした彩りと願いを込めた時間が加わります。
家族の分として複数の色を揃える人も多いようです。
まとめ:笠森観音の黒い招き猫は“あなたに寄り添うお守り”になる存在
笠森観音で出会った黒い招き猫とカラフルな座布団たち。
見た目の可愛さはもちろんですが、そこに込められた「願い」や「意味」を知ると、一つひとつがとても特別な存在に思えてきます。
願いに合った座布団の色を選び、風水を意識して飾ってあげるだけで、日々の暮らしにちょっとした安心感と前向きな気持ちを与えてくれます。
そして、あの売店で出会った話しやすい店主さんから学んだ豆知識や、猫たちへの想いは、今でも私の中で大切な“旅の思い出”として残っています。
もし、あなたも笠森観音を訪れる機会があるなら、ぜひ黒い招き猫を手にとってみてください。
そして、自分や家族の願いにぴったりの座布団を選び、自分だけの開運セットを完成させてみてくださいね。



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