漢字検定をパソコンで受験できる「CBT方式(Computer Based Testing)」をご存知でしょうか。
紙に書いて受ける従来の検定とは違い、パソコンを使って受験できるのが大きな特徴です。
結果が早くわかることや、実施日が多く柔軟に受験日を選べることから、近年利用する人が増えています。
今回は、私が実際に息子を連れて「千葉駅前大通りテストセンター」で漢字検定を受験したときの体験をレポートします。
特に千葉駅前大通りテストセンターは、初めて行く人には少し場所がわかりにくく不安になるポイントもありますので、写真や体験談を交えながら詳しくご紹介します。
これからCBT受験で千葉駅前大通りテストセンターに行く予定の方にとって、安心できる参考になれば幸いです。
千葉駅前大通りテストセンターとは?
場所とアクセスについて
千葉駅前大通りテストセンターは、千葉駅から徒歩6分(約400メートル)の場所にあります。
アクセスは比較的良いのですが、問題は「入り口がわかりにくい」という点です。

テストセンターは「野村證券」の入っているビルにあり、つい正面玄関から入ってしまいそうになりますが、実際の入口はビルの横にある扉です。

その扉に小さく「千葉駅前大通りテストセンター」と案内が貼られているのですが、かなり目立たないため、初めて訪れる人は戸惑うかもしれません。
会場は地下1階と7階の2か所

千葉駅前大通りテストセンターには、地下1階と7階の2つの会場があります。
この案内には「インターフォン番号」も記載されており、到着したら受験する階の番号を押してスタッフに応答してもらう必要があります。

スタッフが遠隔で鍵を開けてくれるので、ドアを開けて入るという流れです。
私の息子は地下1階の会場での受験でしたが、最初は静まり返ったビルの地下へ一人で向かうことに少し不安を感じたようです。


しかし、階段を降りると案内の紙が貼ってあり、その通りに進むと「CBTS認定テストセンター」と書かれた扉が現れるので安心できました。


館内の雰囲気
部屋に入ると、スタッフが2〜3名常駐していて、受験者を丁寧に案内してくれます。
試験開始5分前まではパソコンのある部屋には入室できない決まりになっているため、到着が早すぎた場合はビルの外で勉強を続けるか、館内で待機するかを選ぶことができます。
私たちは少し早めに到着してしまったため、息子は一度外に出て最後の見直しをしました。

トイレは同じ階に設置されているので、試験前に利用できるのも安心です。
受験当日の流れと注意点
受付の手続き
受付では「受験票」の提示は不要で、身分証明書だけで本人確認を行います。
また、CBT試験はすべてパソコンで受けるため、筆記用具は不要です。
荷物は全てロッカーに預け、鍵だけを持って待機します。
試験開始前の流れ
試験室には5分前に案内され、スタッフからパソコンの基本的な操作方法を説明してもらいます。
試験の注意点や進め方は、スタッフではなくパソコンの画面を通して案内されるのが特徴です。
この形式に最初は戸惑うかもしれませんが、画面に従って進めれば問題なく受験できるので心配はいりません。
息子もすぐに慣れて、スムーズに受験を開始することができました。
試験中の様子
今回の受験は「漢字検定」のCBT方式。
息子は小学生ですが、紙ではなくパソコンを使っての試験にとても興味を持っていました。
特にタッチペンを使って画面上に漢字を書くのが新鮮で、「ゲームみたいで楽しい」と感じたようです。
問題形式は基本的に紙の漢字検定と同じですが、パソコン画面に表示されるので最初は少し緊張していました。
しかし、すぐに慣れて、落ち着いて受験することができました。
試験中は静かな環境が保たれており、スタッフも見守ってくれているので安心感があります。
試験後の流れと結果確認方法
試験終了後に受け取るもの

試験が終わると、スタッフから「WEB合否結果サービスの案内」が書かれた手紙を受け取ります。
この案内には、インターネットで結果を確認する方法が記載されています。
CBT方式の大きなメリットは、結果が通常の漢字検定よりも早くわかることです。
公式によると、検定日の8日後に漢検のホームページで結果を確認可能。
さらに、詳細な検定結果資料は検定後約10日を目安に普通郵便で送られてきます。
従来の筆記試験だと合否判定が届くまで時間がかかるので、「早く結果が知りたい」という方には大きな魅力だと感じました。
受験してみた感想
息子にとっては初めてのCBT方式でしたが、思った以上に楽しく取り組めたようです。
特に「タッチペンで字を書く」のが気に入った様子で、「また次もパソコンで受けたい」と話していました。
親としては、会場までの行き方やビルの入り口がわかりづらい点に最初は戸惑いましたが、一度経験すると流れが把握できるので、次回以降は安心して受験できると思います。
千葉駅前大通りテストセンター利用のポイント
場所に注意
千葉駅前大通りテストセンターは、駅から近いのに入り口が目立たず、初めて行く人は迷いやすい場所にあります。
必ず「野村證券ビルの横の扉」を探し、案内の小さな表示を確認しましょう。
早く着きすぎない
テスト開始5分前までは入室できないため、早く到着しすぎると外で待つことになります。
余裕を持って出発することは大切ですが、到着時間を逆算して行動するとスムーズです。
持ち物と準備
必要なのは身分証明書のみ。
受験票や筆記用具は不要です。荷物はロッカーに預けるので、コンパクトにまとめておくと便利です。
まとめ
今回は「千葉駅前大通りテストセンター」で漢字検定のCBT受験を体験したレポートをお届けしました。
- 千葉駅から徒歩6分と近いが、入口はビル横の小さな扉でわかりにくい
- 入室は試験開始5分前から。必要な持ち物は身分証明書だけ
- CBT方式は結果が早くわかり、タッチペンでの入力は子どもにも好評
初めての方は不安に感じるかもしれませんが、一度流れを知ってしまえばとてもスムーズに受験できます。
これから千葉駅前大通りテストセンターでCBT試験を受ける方にとって、本記事が少しでも安心材料となれば幸いです。


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