体験記

世界に一つのオリジナル赤べこを作る!会津で人気のカラフル絵付け体験レポ

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「赤べこの絵付け体験をしてみたいけれど、どこで体験できるの?」
「赤いだけじゃなくて、もっとカラフルに、自分だけのオリジナル赤べこが作れる場所ってないの?」
そんな風に思ったことはありませんか?

旅先での体験は、ただの観光以上に「記憶に残る思い出」になりますよね。
特に小さなお子さんと一緒に家族旅行をされる方なら、見るだけではなく“手を動かす体験”を通して、旅の特別感を深めたいと思うのではないでしょうか。

三毛猫ママ

そんな方におすすめなのが、福島県会津若松市にある「民芸の館 松良」で体験できる、カラフルでオリジナルな赤べこの絵付け体験です。

私自身、家族で訪れた際にこの体験をし、思っていた以上に楽しくて、会津の旅が忘れられないものになりました。
実際に体験して感じたことや、事前に知っておくと便利な情報などを、この記事で詳しくご紹介します。

会津と赤べこの深いつながりを知ろう

赤べこって何?由来と意味を知ればもっと楽しくなる

赤べこは、会津地方の郷土玩具として古くから親しまれている張り子の牛です。
その特徴的な赤い色と、首がユラユラ揺れる可愛らしい動きが子どもたちにも大人気ですが、実はとても奥深い意味が込められているんです。

「べこ」とは東北地方の方言で「牛」のこと。
赤べこは、会津地方で天然痘が流行した際、赤い色が魔除けになると信じられ、病気除けのお守りとして広まったと言われています。

そんな背景を知ると、ただの可愛いお土産以上に、「大切な人を守る象徴」としての価値を感じられますよね。

なぜ会津が赤べこの本場なの?

赤べこのふるさとは、福島県会津地方。
中でも会津若松市は、赤べこ作りの文化が今でも色濃く残っている地域です。
会津は山々に囲まれた自然豊かな土地で、古くから手仕事や工芸が盛んでした。
赤べこも、そうした民芸の中で職人の手によって一体ずつ丁寧に作られてきたのです。

赤べこを通じて、会津の風土や歴史、人々の温かさに触れることができるのも、この地域ならではの魅力です。

赤べこが街中に!?会津の“赤べこ愛”に触れる旅

会津若松を歩いていると、「あれ?また赤べこ!?」と思うことが何度もあります。
駅前のモニュメント、観光案内所、商品のデザイン、さらには赤べこ柄のラッピングバスまで。


そう、「会津の町は赤べこだらけ」なんです!

民芸の館 松良での絵付け体験が人気の理由

老舗だからこその安心感!「民芸の館 松良」ってどんな場所?

「民芸の館 松良」は、会津若松市にある老舗の民芸品店です。
店内には昔ながらの赤ベコはもちろん、起き上がり小法師や会津塗の器など、会津地方を代表する民芸品がずらりと並んでいます。

お店の奥と2階には絵付け体験のための専用スペースがあり、落ち着いた雰囲気の中でゆっくりと作品作りに集中できます。

カラフルで自由!子どもも大人も夢中になれる絵付け体験

松良の絵付け体験の大きな魅力は、「自由度の高さ」です。
赤一色の伝統的な赤べこにこだわらず、自分だけのカラフルなデザインで仕上げられるのが人気のポイント。

用意されている絵の具は、赤・青・黄色・黒・白の5色。
基本の色が揃っているので、組み合わせ次第でさまざまな色合いを自由に楽しめます。
筆や水入れ、タオルなどの道具もすべて用意されているため、特別な準備は一切不要。
手ぶらで気軽に体験できるのが嬉しいポイントです。

絵付け体験には2種類あり、好みに合わせて選ぶことができます。

ひとつは、すでに赤く塗られた伝統的な赤べこに模様や顔などを描き加えるタイプ。

そしてもうひとつは、真っ白なプラスチック製の赤べこに、自分で好きな色を塗っていくタイプです。
こちらは、まさに“ゼロから作るオリジナル”という感じで、色の組み合わせも完全に自由。カラフルな赤べこを作りたい方には特におすすめです。

また、赤く塗られた赤べこのタイプではサイズも選べるので、飾りやすい小さめサイズから存在感のある大きめサイズまで、お土産や用途に合わせて選べるのも嬉しいポイントです。

所要時間は?実際に行く前に知っておきたいポイント

絵付け体験の所要時間はおよそ30〜60分程度。
混雑していなければ、予約なしでも当日参加が可能です。
ですが、土日や連休、夏休みなどの繁忙期は混み合うことがあるので、事前に予約をしておくのがおすすめです。

>>民芸の館 赤ベコ絵付け体験 ご予約はこちらから

料金は赤ベべこのサイズによって異なります。
良心的な価格なので、家族全員で参加してもそれほど負担になりません。
しかも完成した赤ベコはしっかり乾かして箱に入れてくれるので、持ち帰りやすいのも嬉しいポイントです。

家族旅行にもぴったり!赤べこ絵付け体験の楽しみ方

年齢問わず楽しめる!家族での体験が最高の思い出に

赤べこの絵付け体験は、4歳くらいの小さなお子さんから年配の方まで、誰でも楽しめるのが魅力です。
絵の上手い下手は関係なく、自分のペースで筆を動かせばOK。

私たちも初めての絵付けで最初は戸惑いましたが、スタッフの方が「好きな色で塗っていいですよ」と優しく声をかけてくれて、安心して楽しめるようになりました。

兄弟で「どんな色にしようか」と相談したり、親子で「これもいいね!」と意見を出し合いながら作る時間は、何物にも代えがたい貴重な体験です。

どんなデザインにする?アイデアを考えておくのも楽しい!

絵付け体験の前に、「どんなデザインにしようかな?」と考える時間もワクワクの一部。

赤べこには決まったデザインがあるわけではないので、好きなキャラクターを描いても、家族の名前を入れても、オリジナル模様を作ってもOKです。

スマホで他の人の作品を検索して参考にするのもおすすめですし、紙に軽く下書きをしてイメージを膨らませておくと、当日焦らずに取り組めますよ。

旅の思い出に。オリジナル赤べこがもたらす“その後の物語”

完成した赤べこは?飾る楽しさも◎

体験後に持ち帰ったオリジナル赤べこは、自宅に飾ると旅の思い出が日常の中でよみがえります。
私たちは玄関に飾っているのですが、帰宅時に赤べこを見るたびに「会津楽しかったね」と子どもが話すのが、何より嬉しい瞬間です。

旅の記憶をいつまでも鮮やかに残すためにも、ぜひ飾る場所を考えてみてください。

プレゼントにも最適!手作り赤べこに込める想い

絵付け体験で作った赤べこは、自分用だけでなく「世界に一つの贈り物」としても喜ばれます。
旅のお土産として、祖父母や友人に渡したところ、「手作りっていいね」「かわいくて癒される」ととても好評でした。

市販のお土産とは違い、気持ちがこもっているのが伝わるので、特別なギフトになりますよ。
中には、結婚祝いに新郎新婦の名前を入れた赤べこを作って贈ったという方もいるそうです。
使い方次第で、本当に幅広く活躍する民芸品なんです。

子どもの創造力が育つ体験としてもおすすめ

赤べこ絵付け体験は、子どもの「創造力」「集中力」「表現力」を育むきっかけにもなります。
完成した作品を見て「これ、僕が描いた!」と誇らしげに話す姿を見ると、単なる観光以上の価値があったことを実感します。

美術が得意な子だけでなく、普段はお絵描きにあまり関心のない子どもでも、実際に立体的な形に色を塗ることで新しい興味が芽生えることもありますよ。

アカベコランドにも行ってみよう!周辺観光との組み合わせ

松良で絵付け体験をしたあと、ぜひ立ち寄ってほしいのが「アカベコランド」や「飯盛山参道」。

アカベコランドでは巨大な赤ベコのフォトスポットや、赤べこに関する展示などもあるので、写真映えすること間違いなし。

アカベコランド並びの飯盛山参道には昔ながらのお土産屋さんがずらりと並び、見て歩くだけでもワクワクします。
なかでも印象的だったのが、その場で蒸したてを提供してくれるできたての「あわまんじゅう」


ほんのり甘くて、ふわふわモチモチの食感がたまりません!
小腹を満たしながら、家族みんなで食べ歩きするのも旅の楽しみのひとつでした。

まとめ:家族で訪れるなら絶対に外せない!赤べこ絵付け体験で特別な会津旅を

いかがでしたか?
会津若松にある「民芸の館 松良」で体験できる赤べこの絵付けは、ただの観光では味わえない“心に残る体験”です。
自分だけのカラフルな赤べこを作る楽しさ、家族と一緒に取り組む時間、完成後も日常に彩りを添えてくれる魅力……すべてが旅の価値を何倍にも高めてくれます。

「どこで赤べこの絵付けができるんだろう?」
「カラフルな赤べこを作ってみたい!」
と感じている方は、ぜひ会津を訪れて体験してみてくださいね。

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